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麻生氏の第23代自民党総裁選出に一言 [ニュース]

 自民党は22日午後、党本部で両院議員総会を開き、党所属国会議員と各都道府県代表による投票の結果、麻生太郎幹事長(68)を第23代総裁に選出した。(東京新聞)

   自民党総裁選投票結果
     麻生太郎幹事長(68)            351票
     与謝野馨経済財政担当相(70)       66
     小池百合子元防衛相(56)          46
     石原伸晃元政調会長(51)          37
     石破茂前防衛相(51)             25

 麻生太郎氏は、新総裁に選出されると、登壇して当選挨拶をされました。だいぶ緊張されている様子でしたが、国民に対してどんなメッセージを発してくれるか期待して見守りました。しかし、メッセージらしいメッセージはありませんでした。

 以下は麻生太郎氏が新総裁として最初に発した言葉です。
 『これからあと我々自由民主党は、国民政党として国民の負託に応えるべく、お互いに手を携えて頑張っていかねばならぬものだと思っております。』

 『今国民が抱えております数多くの問題、生活の問題、将来への不安、また国家国民を守る安全保障の問題などなど堂々と掲げ、実行に移す力が我々以外の政党にどこにあろうかと強く思っております。その政党は民主党ではない、断じてありえないと思っております。自由民主党がその使命を全うする。』

 『我々はこの選挙に勝って立派にこの国の再生を果たし、改革を成し遂げ、さらなる一歩を進めていかねばならぬと決意を新たにいたしております。』

 これらの言葉が、直接国民の心に響いていくのでしょうか? とてもそうは思われません。 ずいぶんと上からの目線であり、過去の反省、これまで政権を担ってきたものの責任が少しも感じられじられないのです。

 麻生新総裁は、「問題を解決する政策を実行できる政党は、自民党以外ない。民主党ではない。断じてありえない」と高飛車に述べています。政権をになえる政党は、自民党だけだと思い込んでしまっているのか、都合の悪いことは見てみない振りをしているとしか考えられません。思うに、麻生氏はじめ自民党の政治家の頭の中は、「自民党=国」になっているのではないでしょうか? このフィルターを架ければ、国民に対する謝罪の言葉が一向に聞かれないことも分かりますし、自分のしたことに対するけじめ、責任をとるといった行動をとらないのも分かります。その時々に、差し迫った政策を実行すればよいと思っているのでしょう。改革、改革と叫んでいればうまくいくと自らに信じ込ませているのかもしれません。

 本日の自民党総裁選挙と新総裁挨拶は、テレビで大々的に放送されることが分かっていたのですから。国民の心にどう訴えて、国民の心象をよくしようか作戦を練って望むのが当然だと思います。麻生太郎を売り込む一つの重要なシャンスであったのではないでしょうか? しかし、傲慢な麻生氏の演説からは、国民に訴えかけるものは何もなかったように思えます。

 どうして自民党の政治家は、傲慢で国民のことを考えられなくなってしまったのだろうと、考えてみると、小泉元首相の影響は言うに及びませんが、公明党との9年間に及ぶ連立政権が影響しているのではないかと思うのです。自公は今や一心同体といわれるまでになっています。

 公明党は、池田大作名誉会長を頂点としていただく創価学会の出先機関であることは、周知の事実であります。公明党は、民主主義など存在しない、真の独裁体制の党なのです。池田名誉会長が右といえば右、左といえば左を向く政党であり、国民の意志が及ぶところではありません。 こういう創価学会に依拠した公明党に、自民党は全面的に頼っており、且つ侵食されているのが現状なのだと思います。

 公明党の独裁体制に汚染されてしまった自民党は、骨の髄までた腐ってしまったのか、国民感情を敏感に感じる感度を失ってしまったようです。麻生新総裁の挨拶を聞いていると、このような自民党の現状を踏襲していこうとしているように感じられました。このような麻生新首相ですと、進む方向が国民感情とずれてしまっていますので、総選挙で民主党に勝つことは難しいのではないかというimaginationを、いや確信を持ってしまったのでした。


   東京新聞記事と麻生新総裁の挨拶全文
   http://kijihozon.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22
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桝添厚労相が猟官運動 [時事問題]

 産経新聞によると、桝添厚生労働相は、20日午前の民放テレビ番組(サタズバッ)で、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度について、「どんなに論理的で細密に作られていても、国民が支持しないような制度は大胆に見直すべきだ」と表明しました。

 桝添氏は、代替案の基本方針として、(1)75歳以上などの年齢で区分する制度にしない(2)保険料の年金天引きを強制しない(3)若年層に過度の負担がいかないようにして世代間の反目を助長しないの三項目を提示した。具体的には、現行の「独立保険方式」と、高齢者になっても従来の国民健康保険や企業の健康保険に加入を続ける「突き抜け方式」、加入者の年齢や所得に応じて各医療保険間で財政調整を行う「リスク構造調整様式」の三方式を部分的に組み合わせる制度を想定しているという(この桝添案では、実現性に疑問符が付いているらしい)。

 当面は現行制度を継続し、その上で今後一年以上かけて議論し、新制度に移行したい考えだと述べました。

 この桝添案は、要するに現行制度を廃止し、新制度に移行するということであります。これでは、政府与党は、「現行の後期高齢者医療制度は基本的に正しい制度であり、部分修正はするが骨格は変えない」というこれまでの政府与党の基本姿勢と矛盾します。

 桝添氏は、雑誌「中央公論」9月号で、後期高齢者医療制度に対する高齢者の反発を「こういう無責任な国のありようは、『観客民主主義』とでも言えば分かりやすいだろうか」と厳しく批判していたのですから、変節漢、ダブルスタンダードといわれても仕方がないと思います。

 さらに問題であるのが、現内閣の福田首相や町村官房長官、自公与党にも何の連絡や打ち合わせもなく、新首相の有力候補といわれる麻生太郎自民党幹事長だけと打ち合わせしたといわれていることです。

 桝添氏によると、桝添氏が19日に麻生氏と会談した際、麻生氏は桝添案を了承した。桝添氏は「わたしの政策を支持する方を総裁選で支持する」と麻生支持を明確にした上で、桝添案について「仮に麻生氏が首相になれば所信表明演説で言うと思う。これは麻生氏の考えだ」と強調したというのです。

 このことは何を意味するのでしょうか? 桝添氏が麻生氏に取り入って、タッグを組んだということは明らかでありますし、桝添厚労相が続投を狙って、猟官運動をしたということになります。しかも、「これは麻生氏の考えだ」と、麻生氏の承認を錦の御旗にした非民主的方法をとろうとしています。

 こんな末期的な自民党にあってなお、自分のことしか考えないで猟官運動に走る輩がいるとはあきれてものが言えません。桝添氏の人間としての底を見せてしまったということなのでしょうか?

 次期首相最有力候補の麻生太郎氏は、自公与党に何の相談もなく後期高齢者医療制度の廃止に踏み込む所信表明演説を考えていることが明らかになりました。麻生氏は、独断専行の気配が濃く、危ういような感じがしてなりません。求心力をいつまで保つことができるのか、他人事ながら心配になります。

 桝添氏は、提案の真意について、「今の政権でやることではない。新政権に現職大臣として一石を投じるべきと思った」と説明しているそうです。

 桝添氏は、新政権になれば、政策の継続性などすべてご破算にできると思っているようです。彼らの頭の中には、自民党と公明党以外の政党は、存在していないのではないでしょうか? だから、責任やけじめといったものも存在していないのです。 そう考えないと、桝添氏の提案は、理解でません。

 文化相が、元ロシア人力士に、「恥を知れ」と叫んだと伝えられましたが、桝添氏にも「恥を知れ」と叫びたくなる衝動に駆られてしまうのは私でけでしょうか?


  産経新聞 「後期高齢者医療制度「大胆に見直す」 舛添厚労相が私案」の記事全文
  http://kijihozon.blog.so-net.ne.jp/2008-09-20-1
  参考ブログ記事
  植草一秀の『知られざる真実』 桝添厚労相は即刻辞任すべし

  ◇  ◇

 民主党は21日午後、都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢一郎代表(66)の3選を正式に承認しました。小沢氏は3期目の所信表明演説を行い、次期衆院選について「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも、肉体的にも最後の一戦だ」と述べ、政権交代実現に不退転の決意を表明した。(東京新聞)

  小沢民主党代表の「代表就任挨拶」と「所信表明」演説全文
  http://kijihozon.blog.so-net.ne.jp/2008-09-21-1

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コスモスのゲレンデと植草さんのブログ紹介 [小さなニュース]

朝日新聞(asahi.com ライフ)の記事紹介です。今年もコスモスの咲く季節になりました。季節の移ろいが早く感じられるように思います。

コスモスのゲレンデ、懐かしのバス駆ける 岐阜・高山

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一面に咲いたコスモス畑を行くボンネットバス=岐阜県高山市
、加藤丈朗撮影


 岐阜県高山市丹生川町の「ほおのき平スキー場」で、ゲレンデ一面をコスモスの花が埋め尽くしている。8月末からの週末には、昔懐かしいボンネットバスも運行され、13日から15日までの3日間は今シーズン最後の車窓からの風景が楽しめる。

 最近の天候不順にも負けず、生育状況は例年通り。台風などが来なければ、9月いっぱい見ごろが続くという。  約4ヘクタールに、植えられているのは約800万本。場所によって開花時期がずれるため、見ごろが長い。傾斜地を一歩ずつ上がるごとに景色が変わり、観光客らが感嘆の声をあげていた。 (asahi.com 9月12日)

  ◇  ◇

植え草さんのブログ『知られざる真実』の紹介です
 9月19日 NHK「クローズアップ現代」の偏向報道

 民主党と国民新党の合併協議は、ご破算になってしまいました。 国民新党の長谷川参議院議員は、自民党の比例区で当選された方で、選挙で敵対した党への移動は禁止されていることがネックになったようです。 民主党を解党して、新しい名前の新党を作ることを、国民新党が提案したようですが、今度は民主党の参議院議員も自民党への移籍が自由となってしまうということで、とてもまとまる話ではなくなってしまいました。

 植草さんは、NHKの放送がひどく偏向しているとして、糾弾されています。確かに、ニュースなどを見ても、無批判に政府自民党情報を垂れ流していて、国民の目線では編集させていないように思えます。討論番組なども、政府与党の思惑に沿った方向に誘導しようとする意図が隠されているのだと思います。

 植草さんは、《「放送法」第3条の2は、国内放送の編集にあたって、「政治的に公平であること」を規定している》として、NHKの偏向報道は、この規定に抵触すると言われます。 そして、《NHKと視聴者との間の受信契約は、「NHKが放送法にもとづいた放送をおこない、受信者が受信料を支払う双務契約」である。 したがって、放送法に違反した番組があれば、受信者には、その部分に関して受信料を支払う義務はない(民法第533条)。》ということであります。

 NHKが、我々の利害に反する報道をし続ければ、受信料を払うことに抵抗感が増幅してきます。NHKは、権力と迎合して、口座振替による受信料支払義務化へと進めば、自分で自分の首を絞めることにつながるように思います。

 安倍政権は、NHKの報道に圧力をかけ始めました。NHKの経営委員長に、古森重隆富士フイルムホールディングス(株)代表取締役社長兼CEOを押し込みました。現職の大企業の経営者ですから、明らかに権力側の人間であるのは明らかです。そして、ことしの1月25日からNHKの会長に、アサヒビール相談役の福地茂雄氏(73)が着任しました(古森重隆委員長(富士フイルムホールディングス社長)が同氏を推薦し、異例の採決で12人中10人の委員が賛成、19年ぶりに外部からの登用が決まった。任期は3年間)。古森経営委員長と、福地NHK会長という権力側の二人三脚で、現場に影響を与えていることは、想像に難くありません。

 植草さんは最後に、《報道を注意して見ると、さまざまな「操作」が行われていることがわかる。注意しないと気付かない。そして、気付かぬうちに「マインド・コントロール」される。テレビメディアによる「情報操作」は恐ろしい。NHKの「偏向」を正すことが急務だ。受信料を支払う視聴者が正当な示威行動をNHKに対して示すことが求められる。》と述べられています。

 そして、NHKの偏向報道を正す決定打は、政権交代なのだと思います。 政権交代して、古森経営委員長と、福地NHK会長という権力側の二人三脚に、外部から圧力をかけねばなりません。


   植草一秀の『知られざる真実』 NHK「クローズアップ現代」の偏向報道
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民主党と国民新党が合併協議 [時事問題]

 アメリカ政府がAIGに対して、9兆円の公的資金導入を決定しましたが、翌日のニューヨーク市場は、449ドルの下げになってしまいました。住宅着工件数の予想以上の減少が原因とか? 本日(9月18日)の東京市場も、260円の下落に見舞われています。 尋常ではない動きのようにも見えますので、政治空白をこれ以上長引かせることは許されないように思われます。そんな中、自公両党は、総選挙の投票日を10月26日にすることで合意したと伝えられています。  

 民主党と国民新党は、郵政民営化を見直すことで政策合意しましたが、両党は、一気に合併の方向で話し合いを始めました。9月22日に正式発表される可能性が強いようです。

 これまででしたら、政治家のエゴが出てまとまらなかったでしょうが、今回は、「政権交代を実現する」という大義が優先されているようです。民主党と連動して、日本新党の田中康夫氏も、出馬を検討していると伝えられました。 「生抜く力」さんのブログによれば、日本新党の有田芳生氏が、民主党との選挙協力のため、練馬から板橋へ鞍替えし、社民党の保坂展人氏も石原伸晃氏の選挙区に移動して民主党の支援を受けるようです。 野党は、今回の総選挙に対しては、「政権交代」の大義のために、私事を捨て始めているように感じるのです。植草さんが繰り返し言われてきた、小異を捨てて大同につく精神が現実化しているように思います。

 また、小沢民主党代表は、自ら東京12区に転出して、公明党の太田代表と直接争うことも厭わない姿勢を示しています。そうなれば、公明党にとっては、相当な脅威となるでしょう。都市部の自民党の有力政治家の選挙区では、民主党の空白区が多く存在しています。民主党が、逆刺客を送り込むケースも増えるのではないでしょうか?

 小沢民主党代表は、今回の衆議院選挙が最後の選挙と言っています。小沢氏が引退した後のことまで考えて、自民党を徹底的にたたておきたいところでしょう。

 自民党の総裁選を伝えるテレビの報道姿勢がだいぶ変わってきたように思えます。一歩腰を引いた感じと言いますか? 総裁選を派手に演出して、自民党の支持率を上げようという目論見ははずれたようだ、と冷静な報道姿勢に変わってきました。

 やはり、「小泉劇場」と言う一種のモルヒネのような劇場型選挙は、一度しか効力を発揮できないのでしょう。どんなに祭りを盛り上げようとしても、国民がこうむっている痛みを忘れさすことはできないようです。テレビなどのメディアも、国民の意志を無視することは、さすがに怖くてできないのです。

 自民党は、前回の郵政解散選挙で、明確な選挙戦略があったとは思えないのですが、「自民党をぶっ壊す」と言って、自民党の組織票を捨てて、都市部の無党派層(とくにB層と言われる人々)をあてにした小泉劇場を演出して、大勝利を納めました。 このときから、自民党は、常に支持率を高く保たねばならない宿命を背負っうことにもなったのです。  

 しかし、安倍前首相は、傲慢になって自民党の政策が支持されていると錯覚して、強行採決を繰り返しました。支持率を軽んじてしまったのです。支持率が命であったのに、これは自殺行為でした。パホーマンスを繰り出して、小泉的熱狂の集団催眠を解けないようにしなければならなかったのです。 いずれにしまても、小泉氏以後の自公党政権は、砂上の楼閣にすぎなかったことは明白であります。

 次期首相になるのが確実視される麻生太郎氏は、小泉氏のパーホーマンスを一番継承しているように見えますが、安倍前首相と政策的には近いのではないでしょうか? 対米重視で、韓国と中国とは肌が合わないでしょう。ばらまき的な財政出動を考えるのでしょうが、小泉偽装改革路線とどう対峙するのかはっきりしません。野党に対しては、高姿勢で対処しそうですから、本人の失言癖とあいまって、長続きはしないように思われます。

 現在の自民党に、一体感と言ったものは感じられません。 野党の方が政権交代の大義のためにまとまろうとしているように見えます。この差は大きいのではないでしょうか。  

 自民党は、今回の総裁選挙の思惑がはずれると、切るカードが底をついてしまうように思います。もう、どうしたらよいかわからない状況となるでしょう。自民党の敗北が近づいているような印象が強くなってきました。


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リーマン・ブラザーズの破綻 [経済ニュース]

 アメリカで第4位の資産規模の証券会社リーマン・ブラザーズが連邦破産法の適用申請を行うことが伝えられています。 リーマンは今年3~5月期の決算ではじめて4千億の赤字を計上したことが発表されましたが、6~8月期でも更に赤字が膨らむことが、9月10日に明らかになり、経営危機がささやかれていました。 リーマンは、資産規模65兆円(野村証券の2.5倍)で、158年の伝統を誇る大企業でしたが、あっけない崩壊という結末になってしまいました。 サブプライムローン問題の破壊力のすさまじさに驚かされます。

 サブプライム処理は、これで峠を越えたわけではないようです。 アメリカ保険業界最大手のAIGは、資金ショートしていて、4兆5千億円のつなぎ資金が必要とも噂されています。保険業界や地方銀行などのサブプライム破綻処理は、これからということらしいです。 アメリカは、まだまだ先の見えない茨の道を歩むことになりそうです。

 リーマンの破綻を受けて、ニューヨーク証券市場では、500ドルの下落となりました。EU、アジア市場でも暴落しており、世界同時株安となっています。本日の東京市場でも、600円の暴落となってしまいました。 米国政府が、リーマンへの公的保証を拒否したことの意味は大きいのではないでしょうか? 金融不安が再熱する危険性を、市場は感じているようにも思われるのです。

 経済のことはよくわからないのですが、サブプライムローンの証券化商品というのは、簡単に言ったら、ローンの貸借証を定期預金証券のように証券化したものと言えるのでしょうか? それを市場で普通の証券のように流通できるようにしたものなのでしょう。アメリカの金融機関にとっては、貸借証が消えていくことになるのですから、どんどん低所得者層に貸し出しを増やして不良債権化の原因を作っていったのは当然の成り行きでした。

 さらに、不良債権化させる原因に、住宅バブルがありました。土地が右肩上がりに上がるのに比例して、(担保価値の上昇分で)ローン借り入れも増加させたのです。しかし、住宅バブルがはじける時が来てしまいました。上昇のスパイラルが、下降スパイラルへ、崩壊のスパイラルへ逆噴射を始めたのです。

 アメリカは、レーガン元大統領の時代に、双子の赤字(財政赤字と貿易赤字)が問題になり、国家財政の危機とささやかれていたように記憶しております。その後、クリントン前大統領が、製造業ではなく、金融政策(まるで金融戦争のように)で復活させ、繁栄を謳歌してきたはずでした。しかし、それは、虚構の繁栄、砂上の楼閣であったのです。

 アメリカは、この未曾有の国家的危機を打開するために新たにどういう戦略を採ろうとするのでしょうか? 戦争を大々的に仕掛けることができるとは思えません。アメリカ市民は、厭戦気分が蔓延しているのではないでしょうか? 財政面からも無理でしょう。 これといった妙案はないのだと思います。とすると、これから世界的な大不況が訪れて、アメリカは、あらゆる方面で規模の縮小を迫られることになるような気がいたします。このような状況の招来は、アメリカの敗北といわねばなりませんが、可能性は大きいように思っています。

 日本は、このまま自民党の対米従属路線を進めては、行き詰まることは明らかであります。アメリカが良くなることはないのですから、日本はますますアメリカから負担を求められ、ますます搾り取られるだけになってしまうでしょう。 アメリカとの関係は、対等なものに変えていくことが必要です。日本のアイデンティティーを復活させ、独立自尊の道を模索することが求められているのだと思います。

 それを実現する第一歩が、政権交代することにあると思うのです。(修正ではなく)変革を達成するには、新たな担い手でなければ絶対に不可能だと思うからです。



リーマン・ブラザーズ破綻、破産法申請
2008年9月15日14時9分 asahi.com

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箱を持ってリーマン・ブラザーズ本社をあとにする人=AP

 【ニューヨーク=丸石伸一】米証券大手リーマン・ブラザーズは15日未明(日本時間同日午後)、連邦破産法11条の適用を申請すると発表し、実質的に破綻(はたん)した。米欧の金融機関との間で身売りや出資受け入れなどの交渉を続けたがまとまらず、自力再建を断念したものとみられる。

 リーマンは1850年創業で世界30カ国に拠点を持ち、従業員は計約2万9千人。今年3~5月期決算で上場以来初めての当期赤字に転落し、6~8月期決算でも2四半期連続の赤字になる見込みだと今月10日に発表していた。サブプライム関連の損失を計上してきたが、さらに損失が出る恐れのある不動産関連の資産を多く保有していたため、株価急落が続いていた。

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自民党総裁選挙 [時事問題]

 9月14日は、日曜日でありましたので、テレビでは、自民党の総裁選を相も変わらず取り上げていました。候補者が何を言おうと余り興味はないので、ほとんど見なかったのですが、小泉元首相が「自民党をぶっ壊す」と言ったのに倣ったのでしょうか、小池百合子氏が、「霞ヶ関をぶっ壊す」と言ったのには驚かされました。

 小泉郵政解散選挙の再現をねらって、小泉元首相のワンフレーズポリテックスをまねたのだと思いますが、大風呂敷を広げすぎです。自民党は、官僚組織の上に乗って政治をしているのであって、実際の政治の実権を握っているのは霞ヶ関高級官僚ではないでしょうか? それなのに、「霞ヶ関をぶっ壊す」というのは、自己矛盾であり、できる話ではないでしょう。

 小池氏は、そんなこと百も承知でしょうから、総選挙用に国民の目をくらますために言っているだけなのだと思います。そうだとしたら、完全に国民を愚弄した発言と言わざるを得ません。

 どうやら、自民党は、もう既に総選挙へ突入しているらしいです。自民党の総裁選は、衆議院選挙の前半戦という位置づけに、いつの間にかなっているというのです。テレビで華々しく宣伝して、全国遊説のキャラバン隊を組んで、自民党総裁選の投票券のない一般大衆に向って、衆議院選挙運動を展開しています。そうして、新首相の支持率をできるだけ高めておいて、その勢いで解散して後半戦の衆議院総選挙に突入するというシナリオを描いているようです。

 これでは、公共の電波を一政党が選挙運動に利用しているものといわざるを得ません。選挙法に抵触する可能性が考えられなくはないですし、メディアは、偏向報道をして、自民党の選挙運動を手助けしているといわれても仕方ないでしょう。国民に対する利敵行為とだと思います。

 アメリカの大統領選で、保守派のマケイン共和党大統領候補は、唐突にCHANGEと言い始めました。変革できるのは自分しか居ないというのです。政権を維持している保守派の共和党が、変革を言い出したら責任逃れであり、保守派ではなくなっていることに気づいているのでしょうか? 小池氏の「霞ヶ関をぶっ壊す」発言も、政権党の責任逃れであり、口先だけの偽装改革であることを見抜かなければならないと思います。小池氏のように、霞ヶ関をどのように壊すのか具体的方法論を言わず、「霞ヶ関をぶっ壊す」というワンフレーズポリテックスを叫ぶ時、それは悪魔のささやきのように聞こえます。我々は、彼女の美貌に惑わされないようにしなければなりません。

 小池氏はまた、「小泉改革が不十分だから実りがないのだ、小泉偽装改革をさらに進めなければならない」というような内容のことを主張をされています。彼女は、国民を奈落の底に突き落とす死神にでもなりたいのでしょうか?

 小池氏の本日の遊説での発言、「民主党には、水面に出て空気を吸いたいと思っている生き物がいるのに、水面の上には出てこない」と言われました。すごいお言葉です、美貌の後ろによろいが隠れているように思います。

 石原伸晃候補は、小泉偽装構造改革を9割評価するとテレビ番組で発言されています。2世議員には国民の痛みは実感できないようです。論外ということにさせていただきましょう。石破茂候補は、小泉偽装改革を7割評価すると言われます。石破氏は、本日の遊説で、「民主党の幹事長が『インド洋での補給は憲法違反なので引き揚げる』と。自分たちのために甘言を弄(ろう)する政党に任せた時、国民は不幸になる」 と仰せになりました。一般国民は、既に十分不幸になっていると思いますが、如何なものでしょうか?

 自民党は、自らの権力を維持するためならなんでもやります。 民意と乖離する政治をしても、恥を知るということがありません。今回の福田首相の辞任劇から総裁選挙への流れでも、汚れた意図を感じてしまいます。それも、自民党の政治家たちは、国民の利益よりも、自分たちと自民党の利益を優先する人たちなのだとフィルターをかければ、今起きている政治状況に整合性が浮かび上がってくるように思います。

自民党政治の優先順位の不当式
   自民党の利益、アメリカの利益 > 一般国民の利益 日本の国益

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霞ヶ関官庁を改革して、政治を国民の手に! [時事問題]

 社保庁による年金改ざんや汚染輸入米の食用としての転売など、省庁がらみの不祥事が続いています。
 9月8日、民主党の小沢代表は、代表選立候補にあたり、記者会見を開きました。会見を聞いているうちに、日本の政治において最重要で、可及的速やかにに迫られている問題は、霞が関官僚機構の構造改革であることがよくわかりました。

 現在、政治の実権を握って、日本丸の舵を取っているのは誰なのでしょうか? それは、自民党政治家ではなくて、霞ヶ関高級官僚なのです。その中でも、特に財務官僚であるらしい。政府は、景気減速に対処するため、景気対策を策定していますが、急きょ4000億円の建設国債の発行を決定したことが唐突に伝えられています。このような重要な決定事項が、どこで決定されたのでしょうか? 全部財務官僚が策定して、自民党政府は、ただ承認しているだけなのではないのでしょうか? 政府の閣議は、各省庁からあがってきた書類の判子を押すことが仕事と聞いたことがあります。たぶん、それが実態なのだと思います。

 官僚が活動するにあったっての価値基準は、どうなっているのでしょうか? それは、かえりみると、①国の権力機構を維持すること、②各省庁の省益をはかること、③自分の利益をはかることなどであったような気がしてなりません。国民のことなど2次的にしか考えていなかったのです。こうして見ますと、官僚機構は、戦前のお上意識のままで、戦前の体制もそのまま生き延びてきたといえるのだと思います。霞ヶ関に、戦後体制はまだ構築されていないのです。

 霞ヶ関省庁は、いわば独立王国のような存在になっているように思われます。省内へ、税金をできるだけ集め、省益拡大に利用してきたのです。地方には、交付金という形で、地方予算の細かいところまで支配し、人までも送り込んできました。何かにかこつけては、外郭団体をつくり、予算をふんだんにつけて天下り先を確保してきました。大臣はくるくる変わりますから、腹の中では馬鹿にして、官僚のやりたい放題であったでありましょう。 無能な自民党政治家のために、政治の実権は、官僚に握られてしまっていたというのが実情なのだと思います。

 政治を官僚の手から国民の手に速やかに奪い返さなければなりません。それには、政権交代が必要なのです。

 自公政権は、官僚の神輿に乗っているだけの政治でありますから、独立自尊の独自の政策といったものがないのです。自公政権で一貫しているのは、①対米従属(アメリカの言いなり)、②官僚利権擁護、③弱者切り捨て、④外国資本擁護などです。彼らに、天下り根絶などのCHANGE(改革)などできるはずがありません。彼らの偽装CHANGEは、国民を欺くものであり、小泉改革が偽装を証明しているということだと思います。

 霞ヶ関高級官僚から政治権力を取り上げる真のCHANGEを実現するには、政権を交代させるしかありません。小沢代表は、霞ヶ関改革は、革命であると言われます。①各官庁に100人以上の政治家を送り込む、②国会から官僚を排除する、③地方交付金は地方に渡して、地方活性化のために使うなどなどを実行して、戦前の体制のままの霞ヶ関組織を、国民のために機能する組織に改革することを約束しています。

 植草さんは、江戸時代から続く「1600年体制の脱却」といわれておりましたが、お上意識をなくし、国民に奉仕する官僚機構に改革(CHANGE)しなけれなりません。これは、一種の革命なのだと思います。

 民主党の「国民の生活が第一」という政策は、自民党にはない、国民に目を向けた温もりがあるように思います。今度の衆議院選挙は、「富者の生活第一の政治」か、「国民の生活第一の政治」に転換するかを決める、最初で最後の選挙となります。日本がボロボロの格差社会に転落するのを防ぎ、未来の展望を開くには、政権交代させるしかないのだと思います。


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私のつぶやき―完 [精神世界]

聖書の中から ルカによる福音書 第23章26~49

 【十字架につけられる】
 人々はイエスを引いて行く途中、田舎から出て来たシモンというキレネ人を捕まえて、十字架を背負わせ、イエスの後ろから運ばせた。民衆と嘆き悲しむ婦人たちが大きな群れを成して、イエスに従った。 イエスは、婦人たちの方を振り向いて言われた。「エルサレムの娘たち、わたしのために泣くな。むしろ、自分と自分の子供たちのために泣け。人々が、『子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は幸いだ』という日が来る。
 そのとき、人々は山に向かっては、
 『我々の上に崩れ落ちてくれ』と言い、
 丘に向かっては、
 『我々を覆ってくれ』と言い始める。
 『生の木』 さえこうされるのなら、『枯れた木』 はいったいどうなるのだろうか。」

 ほかにも二人の犯罪人が、イエスと一緒に死刑にされるために、引かれて行った。「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。〔その時イエスは言われた。「父よ、彼らをお許しください。自分が何をしているか知らないのです。」〕 人々はくじを引いて、イエスの服を分け合った。民衆は立って見つめていた。議員たちも、あざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」 兵士たちもイエスに近寄り、酸(す)いぶどう酒を突きつけながら侮辱して、言った。「お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ。」 イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札も掲げてあった。

 十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」 すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。 我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」 そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。

 【イエスの死】
 既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた。 イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」 こう言って息を引き取られた。 百人隊長はこの出来事を見て、「本当に、この人は正しい人だった」と言って、神を賛美した。見物に集まっていた群衆も皆、これらの出来事を見て、胸を打ちながら帰って行った。 イエスを知っていたすべての人たちと、ガラリヤから従って来た婦人たちとは遠くに立って、これらのことを見ていた。



  「私のつぶやき」
 聖書を読むと、イエス・キリストは、十字架にかけられることが定められた運命であったことが分かります。イエスは、未来を見通すことができました。避ける気があれば避けられたはずですが、自分の定めとして受け入れたのです。イエスに私心はカケラもなかったのだと思います。

 十字架にかけられたイエスの姿は、人類の原罪を背負われたのだと思いますが、私には、むしろ、人間の罪深さを象徴した姿のように思われてなりません。

 イエスは、十字架にかけられたときに言われました。「父よ、彼らをお許しください。自分が何をしているか知らないのです。」 「罪を憎んで人を憎まず」と言う諺がありますが、迷える者たちに対する、イエスの深い愛を感ぜずにはいられません。

 イエスと一緒に十字架にかけられた罪人のひとりが、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」とお願いすると、イエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われました。 人間は、どんな罪人でも悔い改めれば、イエスと一緒の楽園にいることができるのです。これ以上の救われはありません。

 イエスは、十字架にかけられた状態でも楽園におられました。人間の幸せとは、外の世界ではなく、心の中にあるように思われます。社会的な問題は別にして、心の中を幸せで満たすことはできるはずです。それは、心の持ち方次第で、一瞬でできることなのだと思います。
 
  ◇  ◇

アンジェラ・アキ 手紙 ~拝啓 十五の君へ~

タグ:聖書
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「脱テレビ」のすすめ [時事問題]

森田実氏のホームページに「脱テレビ」について書かれた文章がありました。

 「森田実の言わねばならぬ【624】」の中で、清水幾太郎先生が1958年に書いたテレビに関する次の文章が引用されていました。

 《個人の自由な使用に委ねられている余暇がなかったら、革命というものは容易に起こり得なかったであろう。革命というのが少し大袈裟に聞こえるとしたら、人間の成長とでも言い換えよう。とにかく、余暇において初めて可能になる苦悶、反省、勉強がテレビジョンによって不可能になり、人間が昼間は現実によって吸収され続け、夜はリアリティを持って迫る映像にノック・アウトされ続けていたら、与えられた現実を越えて行くという人間の態度はなかなか生まれるチャンスがないであろう。過去の革命の細根は、恐らく、疲れ果てた人間が余暇を現実超越的に利用したことのうちにあったと思う。テレビジョンは革命の細根が育つ条件を許さないであろう。》

 森田実氏は、「テレビが人間の苦悶、反省、勉強を不可能にしたことは、この50年のテレビの歴史が証明している。清水先生は50年前にこのことを見通ししていたのである。」述べておられます。


 「脱テレビのすすめ」

 今日のテレビの状況を見通していた清水幾太郎先生の洞察力には頭が下がります。 テレビを見続けることによって、国民は一方的に情報を与えられるだけの受け身の立場に立たされてしまうのです。 批判精神のような思考能力が、いつの間にか減退してしまうのは明らかであります。

 さらに、危険だという思うのは、現在のテレビは、意識的に国民の思考の力を奪い、いわば集団催眠を意図した仕掛けがなされているのではないかという疑念がぬぐえないことがあります。 それは、一定のリズムを刻む音声が常に流れています。そして、ナレーターが視聴者の先回りをして、懇切丁寧な解説を加えるという仕掛けに現れています。 流すニュースなどの情報は、民法各局すべて同じものが流れる割合が高くなっているように思われます。テレビメディアの裏側に影の司令塔が存在しているのではないかと疑われるのです。

 権力を構成する者たちが、テレビメディアを使って国民の思考力を削ぎ一般国民を家畜のような従順な存在におとしめようと意図して情報操作をしているとすれば、一般国民にとってテレビは凶器のような存在となります。 我々は、テレビメディアに疑いの目を向け、できるだけ距離を置くべき時期にきているのではないでしょうか? 私などは、テレビはほとんど見ませんが、慣れれば支障はないように思われます。

 今、自民党の総裁選挙に五人の候補が立候補して、24日の投票日まで華々しくテレビメディアジャックを繰り広げています。前回衆議院選挙で、テレビメディアは「小泉劇場」を演出し、自民党にお化けのような議席を獲得するのに多大な貢献をいたしました。 今回もまたテレビメディアは、同じような「劇場型選挙」にして、国民の目をくらまそうとするのでしょうか? 今回の衆議員選挙でも政府与党に加担する報道をして、選挙結果に影響を与えるようなことがあったら、テレビメディアは、反国民的存在であること、国民にとっては凶器であることを証明するものとなるでしょう。

 それは、テレビ放送会社は、格差社会を内包し、格差社会の頂点に立つ者であること。 権力側の一角を担っていることの本性を現すものでもあるということなのです。 我々は脱テレビを進め、テレビメディアの思考操作、情報操作に影響されないようにしていくべきではないでしょうか。


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さらば特急「まりも」と植草さんのブログ紹介 [小さなニュース]

さらば特急「まりも」 北海道内の夜行列車消える
2008年9月1日 asahi.com

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最後の夜行特急「まりも」が鉄道ファンに見守られて出発した
=8月31日、JR札幌駅


 北海道で最も長い歴史を持つ夜行列車「まりも」(札幌―釧路)が1日、最後の運行を終え、59年の歴史に幕を下ろした。特急のスピード化が進み、駅周辺のホテル建設も相次いで利用客が激減したためだ。これで道内だけの夜行列車はなくなり、残るのは「北斗星」など本州との夜行列車だけとなった。

 JR札幌駅と釧路駅で31日夜、ラストランを前に鉄道ファンらが名残を惜しんだ。札幌駅では小玉宏文駅長が「残念だが、道内の駅を結ぶ夜行列車の使命も終わったのだろう」とあいさつ。釧路駅では、まりもに乗りに来た東京都葛飾区の男性会社員(43)が「二十数年前から道内旅行に使ってきました。寂しいですね」と話した。

 1949年、函館―釧路間を走った夜行列車が運行の始まり。その後、「まりも」の愛称がついた。65年に札幌―釧路間の急行となり、93年から特急に。当初は新婚旅行のカップルや出稼ぎの漁師らでにぎわったが、利用客は減少。96年に267人だった一日当たりの利用客が、07年には146人に減り、臨時列車となった。

 ◇  ◇

 【自民党の目くらましが始まった】
 自民党の総裁選挙は、麻生太郎氏の対立候補は出ないような雰囲気でしたが、一転して5人以上の候補による乱立選挙となりました。赤信号みんなで渡れば恐くないということなのでしょうか? テレビなどのマスメディアは、総裁候補を追っかけ取材して、公示前から総裁選挙報道を加熱させて、自民党の支持率アップに貢献しようと躍起になっているようです。 これから2週間、メディアは自民党がターゲットとしているB層に、無批判な目くらまし報道を続けるとしたら、その影響は甚大です。さらに問題なのは、候補者が、対立しているように見える政策を掲げていて、党としての政策が見えにくくなっていることです。消費税一つをとっても、このままでは首相を変えれば、どうにでもなってしまいそうで、もう自民党は政党の体を為していないように思われます。

  ◇  ◇

 植草一秀さんのブログ『知られざる真実』の紹介です。
  9月6日は 自民党の分裂と「上げ潮派」の詭弁

 植草さんは、《自民党総裁選は自民党内の政策や主張において、集約された意見も統一された政策も存在しないことを白日の下に晒す結果をもたらすだろう。》 と述べられています。自民党の政策が分裂することによって、国民を目くらます効果をあげたなどということがあってはなりません。それでは、「国民を目くらまさなければならない」と言っていた伊吹前自民党幹事長の思うつぼにはまることになります。

 自民党の「上げ潮派」と呼ばれる人たちの政策は、わかりにくいですが、《高橋氏によると「上げ潮派」は、①歳出削減による「小さな政府」を目指し、②財政再建を重視し、③他方、経済成長を重視して、④財政政策には埋蔵金を活用することを、特徴とする。さらにひとつ付け加えると、⑤日銀の超金融緩和政策を主張する。》ということらしいです。元財務省職員の高橋洋一氏は、「上げ潮派」のブレーンを自任している人です。

 植草さんは、次のように「上げ潮派」の欺瞞性を明快に指摘されています。

①《「上げ潮派」の主宰者である中川秀直氏は著書のなかで、官僚利権排除を述べているが、まったく信用することができない。天下り利権を完全擁護した小泉政権の中枢にいた中川氏の「上げ潮派」が掲げる「天下り廃止」は間違いなく「偽装」であると思う。》

②《「上げ潮派」は「市場原理主義」によって成長率を高められると主張するが、幻想にすぎない。》

③《「上げ潮派」は埋蔵金を活用しての財政政策を主張するが、経済学的に見ればまったくナンセンスだ。政府資産売却・流用による財源調達と、国債発行による財源調達との間に、政府純債務に与える影響の差は生じない。「上げ潮派」の主張は「粉飾」の勧めにすぎない。》

④《財政赤字拡大=財政バランス悪化を伴わなければ、短期的な成長率浮揚効果は得られない。「財政赤字を拡大させずに景気拡大策を発動する」などの「詐欺的」手法を経済政策に用いることは極めて不健全である。》

⑤《さらに重大な問題は、「上げ潮派」が提唱する「超金融緩和政策」が、「下落するドルに対する過剰な買い支え介入」の形で実践され、「日本売国」の主要政策として実行された歴史的事実が存在することだ。日銀による「超金融緩和政策」と「ドル買い過剰外為介入」は表裏一体をなし、小泉政権は外国資本がより低いコストで日本資産を買い占めることを支援し、また、日本資産取得の原資を50兆円の単位で海外に提供したのである。》

 「上げ潮派」の主張は、「小泉偽装構造改革」となんら基本的には変わらないということではないでしょうか。経済成長を少し強調して、財源に「埋蔵金」を持ち出したに過ぎないのです。「上げ潮派」の詭弁にだまされないようにしましょう。

 さらに、植草さんは、麻生氏などが進める政策は、「財源バラマキ」であるとして、真の財政政策について言及しています。

 《私は財政政策の活用を否定しないが、麻生氏が主張するような「バラマキ」には反対する。財政政策活用に際して最重要の視点は、「どのような方法で財政政策を活用するのか」だ。「財政の資源配分機能」を重視しなければならないのだ。 利権に直結する公共事業、個別補助金政策を排し、社会保障給付、失業補償、障害者支援、高齢者支援、教育などの分野における制度変更に伴う財政支出拡大を検討するべきである。経済状況に応じて財政政策を積極的に検討することは必要だが、財政政策の内容を十分に検討することが求められるのだ。》 と言われます。

 最後に、植草さんは、《「御用マスゴミ」が「焼け太り総裁選」を過剰報道し、政権交代阻止に全力を挙げているが、有権者は自民党総裁選の実情から「自民党分裂の実態」を正確に知り、次期総選挙での政権交代実現の必要性を再確認しなければならない。》 と述べられています。 まさに、彼(敵)を知らざれば一戦も殆(あや)うしなのだと思います。


   植草一秀の『知られざる真実』 自民党の分裂と「上げ潮派」の詭弁
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